[PR]

 自民党の岸田文雄政調会長は21日、憲法改正について「(9条への自衛隊明記を含む党改憲案の)4項目が終わったら憲法改正が終わりではない。未来に向けて、環境など4項目以外のテーマも当然想定される。宏池会(岸田派)としてこういった議論をリードしていく」と述べ、自身の派閥で議論を進める考えを示した。訪問中のシンガポールで記者団に語った。

 岸田氏は先の党役員人事で政調会長留任が決まった際、安倍晋三首相から憲法改正への協力を求められた。党内でリベラル派とされる岸田派としても、憲法改正に取り組む意向を示した格好だ。

 党改憲4項目については「具体的に改正に向けて努力しなければならない」としつつ、「4項目の議論では徹底した現実主義、国民が具体的に何を求めているかといった現実主義に徹してしっかり議論を行う」とも強調。リベラル色のある自身の派閥を舞台回しにして党改憲4項目以外のテーマに幅を広げ、他党の理解を得ていく狙いがあるとみられる。

 岸田氏はさらに、来月4日に召…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら