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 日本代表が強豪相手に歴史的勝利を挙げるなど盛り上がりを見せているラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会。アジア初開催の実現に向けて、当時の首相に「直訴」した一人の外交官がいた。復興に向けた支援策を探るため派遣されたイラクで命を落とした外交官・奥克彦さん(享年45)だ。

「決勝戦に来て」

 W杯開幕を8日後に控えた9月12日。首相官邸に屈強な男性の姿があった。ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将だ。

 ラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー」のボーモント会長らとともに安倍晋三首相を表敬訪問し、日本代表のユニホームなどを渡した。首相は「各国が日本で、世界で最も優れたプレーを展開して、日本全体が盛り上がることを大いに期待しています」と話した。

 傍らには、森喜朗・元日本ラグビー協会会長(82)の姿があった。2000年4月から約1年、首相を務めた。政権は森氏自身の失言などもあって低支持率にあえぎ短命だったが、首相退任後、W杯の招致に取り組んできた。日本ラグビーの後見人のような存在として知られる。

 この日、政界の「後輩」の安倍首相に「(ユニホームを)決勝戦で着て見に来て」と水を向けた。

「先輩、W杯やりましょう」

 その森氏がW杯について語ると…

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