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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕戦(20日、東京スタジアム)の試合前、会場に向かう日本代表のバスが渋滞に巻き込まれ、到着が予定より15分遅れていたことが明らかになった。22日の記者会見で、日本ラグビー協会の藤井雄一郎強化委員長らが語った。

 代表チームによると、日本は渋滞を見越して予定より早い午後5時20分ごろに都内の宿舎を出たが、首都高の三宅坂ジャンクション付近から道路が混み出し、スタジアムに、予定より約15分ほど遅い午後6時35分に着いたという。ロシア戦のキックオフは午後7時45分だった。

 日本のある選手は試合後、「移動が長かった。渋滞で1時間以上かかって。つらいし、体が固まる」と漏らしていた。関係者によると、試合前の練習にも影響が出たという。

 大会組織委員会によると、4年前のW杯イングランド大会と同じ規則に従い、試合日は全てのチームバスに警察の先導車両をつけている。しかし、警備が目的で移動が優先されるわけではないという。また、組織委は各チームに試合開始の約90分前から会場入りするよう通達しているという。21日の試合ではチームの輸送に問題は生じなかったという。

 日本は28日に静岡・エコパスタジアムでアイルランドとの1次リーグ第2戦に臨む。日本は渋滞を見越して静岡県内の宿舎を朝に出発。会場周辺のホテルに拠点を移してから、スタジアムに入るという。

 4年前のW杯の南アフリカ戦で日本は、裏方のスタッフが現地警察などと相談を重ねて移動経路を設定。予定通りに会場入りしていた。(野村周平)