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 第2次世界大戦から74年。戦争の実相を肌身で知る世代が年々少なくなる中、当時の軍関係施設などの遺構(戦争遺跡)や遺品が注目されている。「物言わぬ証言者」として戦争を伝える役割が評価される一方、その展示や発信の仕方をめぐり議論も起きている。(田中久稔)

 畑が広がる農村地帯に立つ、黒い平屋の建物。熊本県錦町が昨年8月にオープンさせた町立人吉海軍航空基地資料館(同町木上)にはこの1年で、目標の1万人を上回る約1万5千人が県内外から訪れた。

 自衛隊駐屯地内の展示施設を除き、先の大戦に関する公設資料館は県内で初めて。町がつけた愛称は「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」。一帯はかつて特攻隊の訓練にも使われたといわれる人吉海軍航空隊で、資料館に続く直線の町道は飛行場の誘導路跡だ。相良村にかけての丘陵地帯には50を超す地下軍事施設が残る。

 館内では、人吉海軍航空隊の沿…

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