天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が11月9日、皇居前広場で開かれることになった。祝賀式典に天皇、皇后両陛下の出席が検討されており、人気アイドルグループの「嵐」がこの日のために用意された祝福の曲を披露する。

 即位を祝う超党派の「奉祝国会議員連盟」(会長・伊吹文明衆院議員)と経団連などでつくる「奉祝委員会」(会長・三村明夫日本商工会議所会頭)など主催。「国民祭典」は午後1時半から内堀通りや皇居外苑で各地の郷土芸能などを披露する「奉祝まつり」、午後5時10分からの祝賀式典の2部構成で、合計約6万人の参加者を見込む。

 祝賀式典は皇居・二重橋前の特設舞台で行われる。両陛下が出席し、天皇陛下がおことばを述べることが検討されている。芸能界やスポーツ界、経済界など各界の著名人からの祝辞が披露された後、嵐が「奉祝曲」を歌う。作曲は、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を手がけた作編曲家、菅野よう子さん、作詞は脚本家、岡田惠和(よしかず)さんが担当。オーケストラ、辻井伸行さんのピアノ演奏ののち、嵐が歌を披露する。

 「奉祝曲」は、天皇陛下がライフワークとする水問題に関連し、人々の幸せに言及した発言などを手がかりに、壮大なスケール感や令和の時代が始まったことの喜びや希望が感じ取れるものになるという。

 嵐の櫻井翔さんは、主催者を通じ、「国民に寄り添い、想いを寄せておられる陛下に、日々の感謝の想いをお伝えし、お祝いの会に少しでも華を添えられますよう、心を込めて精一杯パフォーマンスをしたいと思います」などとするコメントを発表した。

 祝賀式典の模様は、皇居前広場に3万席を設け、主に大型モニターで観覧できるようにする。3万席のうち、1万席は一般から公募で選ばれた人を招待する。応募は10月2日午後11時59分まで奉祝委員会ホームページ(https://www.houshuku.org/別ウインドウで開きます)で受け付ける。(中田絢子