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 長野市上松の城山動物園で、ことし6、7月に雌ザル2頭が生まれた。赤ちゃんの名前は「レイリー」と「ワブー」で、名付け親は担当飼育員の山口美寿寿(みすず)さん。「それぞれの母親から一文字とって、せっかくなので新時代の『令和』にちなみました」と話す。すくすくそだつ2頭を見ながら、まるで我が子のように愛情を注いでいる。

 レイリーとワブーを入れて、城山動物園には37頭のニホンザルがいる。他の動物園職員には一頭一頭の見分けがつかないらしいが、山口さんには分かる。

 「あ、あそこにいるのはマツオ君です!」。23日午後、サル山のそばで山口さんが1頭を指さした。「ずんぐりむっくりの体格で、深めの毛色が特徴」とか。確かにほかに比べて太っていて、毛も黒い。優しい性格で、「群れの勢力争いには一切われ関せずなんですよ」。説明する山口さんの口調は、まるで友人の話をしているようだ。

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