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 大型の台風17号は23日に日本海で温帯低気圧に変わったが、暴風域に入った九州北部を中心に大きな被害が出た。総務省消防庁のまとめでは九州を中心に56人がけがをした。風で電線が切れるなどした影響で、九州電力によると、一時約14万8千戸が停電。長崎県では最大で約7万7千戸が停電したが、九電は23日午後10時にすべての復旧作業を終えたと発表した。

 一方、宮崎県延岡市で鉄塔が倒れた22日の突風について、気象庁の現地調査の結果、宮崎地方気象台は23日、台風の影響による竜巻と認められると発表した。

 台風17号は、長崎県大村市で39・1メートル、福岡市博多区で34・0メートルとなるなど、九州5県の計8地点で最大瞬間風速が観測史上1位を記録。福岡管区気象台によると、台風が陸地近くを通り、より強い風が吹くとされる進行方向の東側だったことが暴風の要因とみられるという。