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 PTAをめぐる保護者の悩みは尽きない。

 「辞めると言ったら、『(卒業式の)まんじゅうはあげません』と言われた」

 「『問題だ』と言ったら、『協力しないの?』と村八分みたい」

 8月、神戸市で開かれた「PTAフォーラム」。集まった約100人は、現役の会員や役員、PTAを辞めた人、すでに子どもが学校を卒業した保護者など。様々な顔ぶれの参加者の多くに共通していたのは「PTAのおかしさを是正したい」という思いだった。

 私は主催者側として参加していた。「記事を書いているだけでは、PTAは変わらないのではないか」。そんな問題意識を共有した、北海道や熊本など各地の新聞社の記者らと実行委員会をつくって開いた企画で、5月の東京開催に続き2回目だった。

 設置を義務づける法令はないにもかかわらず、PTAは公立の小中学校を中心にほぼ存在することが「当たり前」になっている。入会することや活動することも「保護者の義務」という認識が強く、「PTAに入らない」「活動しない」という選択肢がなかったり、選びにくい雰囲気が作られたりしている。強い強制力を持って保護者、主に母親を動員する組織だ。

 フォーラムに参加した東京都内のある女性(46)は、そんなPTAを変えようとしていた。

 3人の子どもを通して13年間…

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