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 プロ野球で投手の分業制が進む中、先発投手の投球イニングが減っている。それに伴い、プロ野球で最も栄誉ある賞のひとつである「沢村栄治賞」の選考にも影響が出始めた。今季は、23日現在で規定投球回数(チーム試合数と同じ)の到達者は両リーグ合わせてわずか11人(セ・リーグ8人、パ・リーグ3人)。史上最も少なく、成績も全体的に低調だ。沢村賞の選考基準を全て満たす絶対的な候補者がいない中、誰が受賞するのか――。

 沢村賞は、プロ野球創成期に活躍しながら戦死した沢村栄治氏を記念して、戦後間もない1947年に制定された。シーズンで最も活躍した先発完投型投手に贈られるもので、投手にとって最も栄誉ある賞。それだけに選考基準7項目のレベルは高い。

 ①登板25試合以上②完投10試合以上③15勝以上④勝率6割以上⑤投球回200イニング以上⑥150奪三振以上⑦防御率2・50以下。

 投手分業制が進んだことで、最近は10完投のクリアが難しくなった。選考委員会はこれを補うため、2018年から独自のクオリティースタート(QS)達成率(7イニング以上で自責点3以下の試合の割合)を補足基準に追加した。

 今季は23日現在、沢村賞の基準7項目を全てクリアした投手はいない。投球回と完投数の到達者はだれもおらず、沢村賞の「最低基準」ともいえる15勝は山口俊(巨)と有原(日)の2人だ。

■13勝で選出…

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