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 宮崎大学(池ノ上克学長)内にJA宮崎経済連(新森雄吾代表理事会長)のオフィスが開設され、24日に開所式があった。協働で研究や人材育成を進め、農業振興を図る。

 JA宮崎経済連が、宮崎大の産学・地域連携センターの2室(延べ64平方メートル)を有償で借りた。JAの事務所を大学に設けるのは全国でも例がないという。AI(人工知能)を使ったスマート農業の推進や家畜の防疫態勢の強化に向けた共同研究をするほか、学生に農産業の魅力を伝える。

 両者は2007年に連携協力協定を結び、農産物の研究を継続。マンゴーの保存方法を確立したり、宮崎産ピーマンのビタミンC含有量が標準の1・3倍にのぼることを発見したりと、一定の実績をあげている。

 新森会長は「生産性の高い農業を実現するのが喫緊の課題」、池ノ上学長は「共同研究の成果を学内外にアピールしていきたい」と話した。(佐藤修史)