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 台風15号などの影響による停電の復旧作業にあたっている東京電力パワーグリッドは24日、同社のホームページ(HP)上で提供している千葉県内の停電情報軒数が同日午後6時45分の時点で「ゼロ」になったと発表した。一方、親会社の東京電力ホールディングスはその後、倒木や道路の陥没などで復旧困難な地点が県内に26カ所(190戸)あると発表。双方で食い違う内容となり、住民からは不安の声も上がっている。

 東電パワーグリッドによると、HPの停電情報軒数は、高圧線の復旧状況などに基づいて更新されている。県内の高圧線の復旧工事が完了したとして「ゼロ」となったが、土砂崩れや道路の陥没などで一部復旧が困難な地点がシステム上表示されない形になっていたという。

 この点を補足する形で、東電ホールディングスは24日夜、25日以降も復旧作業を継続する地点が9市町26カ所に点在していることを明らかにした。ほかに、高圧線から各家庭につなぐ引き込み線が断線するなどして停電している場合もあるという。

 千葉県内では、台風が上陸した直後の9日午前8時時点で、50市町村で最大約64万1千戸が停電した。東電は当初、11日中の全面復旧の方針を示したが、その後先延ばし。27日までにおおむね復旧の見込みと変更していた。復旧困難な地点があるため、全面復旧は27日以降になる可能性があるという。

 停電に対する問い合わせは、東京電力カスタマーセンターのフリーダイヤル(0120・995・007)または有料電話(03・6375・9803)で受け付けている。(原田悠自)