予備校の元英語講師で「金ピカ先生」の愛称で親しまれていた佐藤忠志さん(68)の都内の自宅で遺体が見つかっていたことが25日、わかった。警視庁は遺体は佐藤さんの可能性が高いとみている。

 関係者によると、佐藤さんは都内で一人暮らしをしていたが、以前から糖尿病などを患い体調を崩していた。24日、地域包括支援センターの職員が訪問したが返事がなかったため、警察に通報し、遺体が見つかった。

 佐藤さんは、慶応大学法学部卒業後、筑波大大学院修了。代々木ゼミナールや旺文社の大学受験ラジオ講座などで指導にあたった。派手なスーツや金色のアクセサリーを身につけ、「金ピカ先生」として話題を集めただけでなく、英文読解のわかりやすい解説や、授業の合間の人生指南で受験生をひきつけた。

 80年代を中心にテレビや雑誌などのメディアに登場。01年に参院選、09年に鹿児島県西之表市長選に立候補したが落選した。

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 警視庁によると、死後、時間がたっているとみられ、身元の確認を進める。外傷がなく、室内に荒らされた形跡がないことから、事件性はないとみている。