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 「お金も時間も気持ちも余裕があるうちに」「混雑でイライラする前に」……。10月1日の消費税の増税を控え、定期券の早期購入を促そうと、JR五反田駅(東京都品川区)に掲げられたポスター群が話題を呼んでいる。「インパクトを強めたい」という駅員のアイデアで、毛筆によって大書されたものだ。SNS上では「圧がすごい」「センスがある」などのコメントが相次いでいる。

 ポスターは、同駅の改札から山手線ホームに上がる階段に沿って、計10枚が掲げられている。「定期券って14日も前に買えるんです」など、いずれも増税間際に窓口が混雑することを見込み、早めの購入を呼びかける内容だ。「混」の一文字だけのものや、窓口の混雑予測をグラフ状に示したものもある。

 JR東日本東京支社によると、駅員10人が「インパクトあるポスターをつくろう」と、自ら筆を執って作成。今月7日から旅行キャンペーンやSuicaなどの営業用ポスターと差し替えて掲げた。

 このポスター群がツイッターなどで紹介されると「ぐいぐい来る」「下手なコメディーより面白い」などのコメントが寄せられ、話題になった。効果あってか、JR東によると、五反田を含めた都心部の各駅で、早めに定期券の継続手続きを取る客が目立っているという。(細沢礼輝)