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 バスの運転手が不足する中、座席数を増やすことで輸送力を維持しようと、しずてつジャストライン(静岡市葵区)が64座席ある大型バスを導入した。三菱ふそうトラック・バスとの共同開発で、同社によると、一般的な路線バスに備えた座席数としては国内で最も多いという。三菱ふそうは他社への販売も目指す。

 しずてつジャストラインによると、近年はバスの運転手が不足し、ダイヤを維持するのが難しくなっている。そこで1台あたりの輸送力を上げるため、これまで最大12列60座席だったところを13列64座席に増やせないかと三菱ふそうに提案し、開発が始まった。

 工夫したのは「重量」と「快適性」。すでに車体の重量も大きさも規制ぎりぎりだったため、単純に座席を増やすと違反になってしまう。座席を軽量化したうえで、さらに1席あたりの空間を維持するため、座席の背中部分の厚みをおよそ半分にした。これにより、1列増やしても1席分のスペースは逆に少し広くなった。しずてつジャストラインの三浦孝文社長は「乗務員不足に苦しむ業界にとって救世主」と歓迎する。

 導入するのは年間100万人が…

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