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 災害で避難する際にGPS(全地球測位システム)発信機を身につけ、位置情報を基に救援の効果を高める実証実験が25日、和歌山県白浜町の保育園であった。

 地方自治体のネットワーク構築などを手がけるNPO法人「情報セキュリティ研究所」(田辺市新庄町)の事業で、白浜町堅田の堅田保育園の避難訓練に合わせて実施した。

 この日は震度3の地震と火災が発生した想定。同園は視認性を高めるため、以前から避難時には園児に黄色いライフジャケットを着せている。0歳から5歳まで約90人の園児のうち、27人分のライフジャケットに約25キロ先まで電波を発信できるGPS発信機を入れたポーチを付け、約2キロ離れたNPO事務所の大型モニターと、スタッフの持つタブレット端末で位置を確認しながら園庭への避難を見守った。「迷子」役になったNPOのスタッフも、タブレットの情報をたよりに無事見つかった。

 笠原恵利子園長は「災害時に園…

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