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 静岡朝鮮初中級学校(静岡市駿河区中島)で29日、教員志望の大学生や日本の学校で教えた元教諭らによる公開授業がある。全国の朝鮮学校で行われている「(教員)交換授業」の一環で、県内では初めて。

 教えるのは静岡大生3人と、浜松市の元小学校教諭林弥千代さん、袋井市の元高校英語教諭竹野昇さん。午前9時~10時45分に、大学生3人が理科、林さんが日本語による絵本の読み聞かせ、竹野さんがオール英語の授業を行う。

 同校には小1~中3の17人が在籍。1970年代の約300人から激減し、支援団体「静岡朝鮮学校・友の会」の後継者不足も深刻だ。黄尚奎(ファンサンギュ)校長は「民族教育を行ってはいるが、教育内容は日本の学校と遜色ないことを多くの人に知ってほしい。また、学生ら若い世代にも民族教育への意識を持ってもらいたい」と話した。

 10月27日には創立55周年の式典もある。問い合わせは同校(054・285・5022)。(阿久沢悦子)