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 健康を気づかうのは、いまやペットも同じ。飼い主が近年、犬や猫のために栄養補助食品(サプリメント)を求めるようになっている。

 調査会社「富士経済」によると、国内の犬・猫用サプリメントの売り上げは、2016年から右肩上がりで18年は63億円だった。21年にはさらに16%増の73億円になる見通しだ。

 ペットの高齢化が背景にある。東京農工大の林谷秀樹准教授らによると、14年時点の飼い犬の平均寿命は13.2歳、飼い猫は11.9歳でともに過去最高齢だった。1990年時点と比べると犬は1.5倍、猫は2.3倍も長生きするようになった。ワクチンの接種率の高まりや室内飼育が増えたためだと考えられている。

 ペットにもお金がかかる時代。アニコム損害保険の調べでは、18年の飼い主の平均支出額は犬が48万円、猫が23万円にのぼった。病気やけがの治療費の割合が大きかったが、サプリメントへの支出も犬が約2万4千円、猫が約1万4千円を占めた。

 アニコムによると、人気のサプリメントは免疫力を高めるものや整腸作用のあるもの、関節をケアするものだという。林谷准教授は「昔は番犬などの目的でペットを飼っていたが、いまでは家族の一員。お金をかけても『長生きしてほしい』と願う飼い主が増えている」と分析する。

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