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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は25日、岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムでの初戦、フィジー対ウルグアイ戦が行われた。2万人を超える死者・行方不明者が出た東日本大震災の被災地で唯一の会場。1万4千人余りの観衆と選手たちは試合前、犠牲者を悼んで黙禱(もくとう)をした。

 大会のため新築されたスタジアムは総事業費約49億円。この地に立っていた鵜住居小の事務職員だった妻(当時53)を津波で亡くした木村正明さん(63)も観客席に。木村さんの発案で敷地内に建てられた祈念碑の前では多くの人が足を止め「あなたも逃げて」の碑文に思いを巡らせた。試合はウルグアイが勝利。木村さんは「仲間を信じて体をぶつけ、ボールをつないでいく姿は復興そのもの。ラグビーファンの母ちゃんが隣で声援している気がする。やってよかったんじゃないか」と目を赤くしていた。

 ノーサイドの笛とともにスタジアムはどよめきで揺れた。25日に岩手県釜石市であったラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合。東日本大震災の被災地初の試合で、ウルグアイが格上のフィジーを倒す熱戦に、被災者たちは自らの復興の姿や夢を重ねた。

 釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムには約1万4千人が詰めかけた。フィジーを相手にウルグアイがリードを守り切った最後の5分間。スタンドから起こるウルグアイコールに、選手たちも「歴史を作っていると感じた」と振り返った。

 試合前、ゴールポスト裏に座る釜石市内の小中学生約2千人が歌声を響かせた。復興支援への感謝を伝えようと子どもたちが思いをつづった歌。満場の拍手が起こった。地元の要望を受ける形で震災犠牲者への黙禱(もくとう)も行われた。

 「釜石は奇跡を起こす場所です…

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