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 九州で親しまれている濃厚な刺し身しょうゆが、アジアから訪れる観光客に人気だ。風土的に似ているアジアには甘い調味料が多く、九州しょうゆの甘みが受け入れられやすいようだ。

 長崎市の長崎港近くにあるスーパーの食品担当者はこの春、異変に気づいた。港に中国からのクルーズ船が停泊する度、しょうゆコーナーが品薄になった。しかも地場産しょうゆ「チョーコー」のうち、割高の超特選が売れている。3月からこの店で働くが、しょうゆがよく売れるとの引き継ぎはなかった。

 店員に聞くと、訪日外国人らしき人がまとめ買いしているという。クルーズ船が停泊する時期に合わせ、メーカーに多めの入荷を頼んだ。チョーコー醬油(しょうゆ)(長崎市)の担当者は「アジアからの観光客が、店で『このしょうゆはどこで買えるのか』と尋ねることが増えている。特に小さめの刺し身しょうゆが人気です」と話す。

 観光庁の訪日外国人旅行者数に…

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