拡大する写真・図版 自殺を図った男子学生(右)と初めて会い、手を握って話し込む李虹さん(左)=2019年9月15日、南京市内、西村大輔

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 「医学人工知能ロボット004号 自殺リスク7級 16時12分 夜道を歩いたら橋が見えた。飛び降りたくなった 女性 武漢」

 北京の政府機関に勤める李虹さん(56)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」には毎晩、こんなメッセージが届く。

 李さんは、自殺を防ぐボランティア団体「樹洞行動救援団」のメンバーだ。人工知能(AI)がネット上から自殺しそうな人のつぶやきを抽出。過去の発言なども分析して危険度を10段階で評価し、自動的に関係者に送る。「自殺が進行中」を最悪の10級とし、「自殺を計画中」の6級以上は対策を講じる。

 救援団は昨春、AI専門家ら十数人が立ち上げ、心理カウンセラーや精神科医らも加わり、今では数百人が手弁当で活動する。互いの面識はほとんどない。ウィーチャットで連携して、これまで662人の自殺を防いだという。

 李さんは救援団に加わってまもない今年2月、忘れがたい事案に出くわした。

 2月13日、AIシステムがネ…

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