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 来年の東京パラリンピックを目指すタイ王国のボッチャ競技選手団15人の事前合宿が26日、秋田県大館市上代野のタクミアリーナで始まった。10月4日まで、日本代表とのデモンストレーションゲームや市民との交流会などを予定している。同時に訪れた同国のパラ陸上選手団19人も市内の長根山陸上競技場で事前合宿を始めた。

 ボッチャは重い脳性マヒなど両手足に障害がある人向けに考案された競技。ボールを投げて目印までの近さを競い、「陸上のカーリング」とも呼ばれる。タイ王国代表はリオデジャネイロパラリンピックで金メダルを獲得した強豪だ。大館市がホストタウンに登録され、事前合宿が決まった。

 合宿の一部はこの日、報道陣に公開された。選手7人とコーチ8人が目印に向けて投げるボールの感触を確かめた。東京パラの個人とペアに出場が決まっているポーンチョック・ラープイェン選手(25)は「大館の気候はタイと全然違う。湿度でボールの重さが違うので(日本の)気候に慣れたい」と話した。犬を飼っており「秋田犬を見たい」と笑顔を見せた。

 28日午後1時半からはタクミアリーナでパラアスリートと市民の交流会がある。タイ王国代表と、リオパラリンピック銀メダルの日本代表「火ノ玉JAPAN」とのデモンストレーションゲームや地元チームとの交流戦などがある。入場、見学には内履きが必要。(加賀谷直人)