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 宝塚歌劇100周年の2014年から、花組トップスターとして新世紀の宝塚を率いてきた明日海(あすみ)りお。30日に本拠地である宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)に別れを告げる千秋楽公演がある。退団公演のミュージカル「A Fairy Tale ―青い薔薇(ばら)の精―」の楽曲にあるように、男役として輝く明日海の今この瞬間を魔法の粉で止められたら……と願うファンたちの熱と愛が劇場を包む。今年3月の退団発表からの半年を担当記者2人が振り返った。

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 杢田光 退団について最初に打ち明けた同期が、雪組トップスター望海風斗(のぞみふうと)だったというエピソードに2人の絆を感じたなあ。音楽学校時代から寮で同室。花組でも切磋琢磨(せっさたくま)し、今はそれぞれが組を率いている。明日海の退団発表について、望海は「寂しさもすごく強いけど、ほっとした」「命を削ってやっていたと思うので、『大丈夫かな、生きてるかな』と思っていました」。「命を削る」というフレーズが印象的だった。

 尾崎千裕 「進化」というフレーズも、後輩たちからよく聞いた。次期花組トップスターの柚香光(ゆずかれい)は「これが最終形態かなと思っても、また次の瞬間には進化している」「闘い続けることのできる精神力が、造形美だけでない明日海さんの美しさのもとになっている」。

圧倒的な存在感の一方で、おちゃめで優しいキャラクターが周囲を和ませます。記者はたびたびそのギャップに驚かされました。

 花組男役の聖乃(せいの)あす…

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