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 10月1日の消費増税を前に、鉄道などの定期券を「駆け込み」で購入する動きが広がっている。9月中に8%の税率で買っておけば、10月以降もそのまま使えるからだ。

 JR九州では23日時点で、9月の定期券の売り上げが前年の同じ時期に比べて27・6%伸びた。青柳俊彦社長は「増税の前日に窓口が非常に混雑するのが心配だ。できるだけ早めに購入してほしい」と話す。対応できる職員を増やす駅もあるという。

 西日本鉄道でも、9月17~24日に販売した鉄道の定期券の枚数が前年比約4割増えた。福岡市営地下鉄は「26日時点で売り場は混雑していない」(担当者)というが、土日を含む28~30日は混み合いそうだ。

 消費増税に伴い、6カ月の通勤定期券は、JR九州の博多―香椎間で3万2870円から3万3480円に、西鉄の西鉄福岡(天神)―大橋間で4万940円から4万1640円に、福岡市営地下鉄の天神―姪浜間で6万2810円から6万3990円に値上がりする。新規、継続ともに、利用開始の2週間前から購入できる。(山下裕志)