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 27日にカタールのドーハで開幕する陸上の世界選手権は、猛暑との戦いだ。カタール半島東海岸のペルシャ湾に面した砂漠気候の街は、この時期でも日中の気温が40度超。暑さを考慮してマラソンと競歩は深夜に行われるが、それでも30度を上回り、湿度も高い。まさに「サウナ状態」の環境に、選手からは戸惑いの声が聞こえる。

 「暑い暑いとは聞いていたが、ここまでとは……。ふつうに生活するだけで熱中症になりそう」。そう話すのは、開幕日にレースがある女子マラソンの中野円花(まどか)(ノーリツ)。暑熱対策の意味も込めて髪をばっさり切ったが、予想以上の暑さに思わず苦笑いを浮かべた。谷本観月(みづき)(天満屋)も不安を隠せない様子。「外に出るとモワッとした感じで、ジョグしてるだけでもウェアが絞れるぐらいびちゃびちゃになった」と漏らす。海外選手たちの表情もさえない。

 あまりの暑さに、ロード種目では開催の可否を問う声も上がった。フランスの一部メディアは「女子マラソンと(第2日の)男女50キロ競歩が中止になる可能性もある」と報じた。国際陸連のセバスチャン・コー会長は25日の会見でこれを否定したが、「問題は湿度。アスリートにとっては過酷な環境になっている」と指摘。医療チームを増員するなどして対応する予定だ。同じく酷暑が懸念される来夏の東京五輪にも言及し、「この機会を無駄にせず、今大会から多くのことを学んで東京につなげたい」と語った。

 暑さに加え、レースが深夜にな…

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