石川友恵
港近くの空き地に二つ、小さな「家」が並んでいた。遠くからでも目を引く鮮やかな赤。ラタン(籐(とう))を編み込んでできている。
インドネシアの作家夫妻は、島の民俗資料館にある2枚の古写真から着想を得た。地元の漁師が安全を願い、船の神棚に置く小さなお守り「ふなだまさん」。家の形をしたそれを両手に二つ乗せた写真と、いりこ漁の網を引く2艘(そう)の船が写っていた。
作品も「ふなだまさん」のように、屋根をとがらせる。真っ赤な色は、島で見たお地蔵さんの前かけと同じだそう。
別の向きからは、屋根の部分が…
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朝日新聞高松総局