[PR]

 東京都港区は27日、2017年4月に施行した「客引き禁止条例」に基づき、違反行為を繰り返した男性の氏名と住所の一部を区のホームページや市役所の掲示板で公表すると発表した。区によると、公表は10月1日からで、客引きによる氏名・住所の公表は都内で初めてとなる見通し。

 対象となったのは、神奈川県川崎市に住む20代の男性。区によると、1月23日、禁止区域の新橋の路上で居酒屋への客引きをし、違反を繰り返さないよう命令を受けたが、8月9日にも客引きをした。10月1日から区役所や地区総合支所の掲示板、区ホームページで一定期間公表される。また、男性には5万円の過料も科した。

 同条例は区内の公共の場所での客引きや勧誘を全ての業種で禁止する。違反するたびに区が指導や命令を行い、繰り返すと原則として氏名や住所が公表される。区の担当者は「東京五輪・パラリンピックに向けて迷惑行為をなくすため、対応を強化している」と説明した。(国米あなんだ)