刃物の男性通過「あってはならぬ」 空港の検査で国交相

贄川俊
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 大阪(伊丹)空港の保安検査場で26日朝、検査員が刃物を持った男性を誤って通過させた問題について、赤羽一嘉国土交通相は27日の閣議後会見で「あってはならないミスで大変遺憾に思う。多くの利用者にご迷惑をかけたことについて、国交相として心からおわび申し上げたい」と述べた。

 ミスがあったのは全日空便の利用者が使う検査場。検査は全日空が警備会社に委託している。この影響で検査場が2時間以上閉鎖され、全日空の32便が欠航した。赤羽氏は、全日空と空港を運営する関西エアポートに対し、事実関係の確認と再発防止策の検討を指示したことを明かした。

 国内で開催中のラグビー・ワールドカップ(W杯)や来年の東京五輪パラリンピックで懸念される航空機へのテロ対策として、国交省は13日から、国内線でも上着のX線検査をするなど搭乗前の保安検査を強化していた。贄川俊