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 静岡県立浜松工業高校の情報処理部員3人がこの夏開かれた「スーパーコンピューティングコンテスト」で全国優勝し、27日、県庁で木苗直秀教育長に報告した。

 コンテストは東京工大のスーパーコンピューター「TSUBAME3」を使い、複雑な計算が必要な問題を解くためのプログラムを製作し、精度と速さを競うもの。

 3年の安間広貴君、伊藤佑真君、2年の鈴木健心君はチーム「Nerv」として出場。宇宙空間の10万~1億個の星同士が互いに及ぼし合っている重力の影響を求めよ、という問題に挑んだ。安間君と伊藤君が精度、鈴木君が速度を担い、プログラムを開発。全ての解を誤差なく算出できたのは浜松工高だけで、筑波大付属駒場高校、開成高校など強豪校を抑えて20チームの頂点に立った。

 安間君は「優勝できるとは思っていなかったのでびっくりした」、伊藤君は「チームで協力したからできたこと」。鈴木君は「まだ2年なので、様子見のつもりで参加した。平常心がよかったのかも」。3人とも将来はシステムエンジニアやAIの開発者として活躍したいという。(阿久沢悦子)