拡大する写真・図版国際博覧会で化粧品などを売る北朝鮮の店=2019年8月、中国・長春市、平井良和撮影

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 中国人の北朝鮮旅行が今春から活況を呈している。建国70周年の10月1日を挟む「国慶節休暇」の季節にも、中国東北部から多くの人が陸の国境を越えている。

 経済制裁下の北朝鮮を手助けしたい中国政府の後押しもあるが、日帰りや短期旅行の人気のポイントは北朝鮮に感じる素朴さ。中国旅客の外国旅行というと「爆買い」などショッピングを楽しむというイメージがあるが、こちらは少し様子が違うようだ。

 国境の街・遼寧省丹東市。今年の旅行シーズンが始まった5月以降、鉄道駅付近や税関には旅行客があふれている。ここからは平壌に至る国際列車や、対岸の新義州市周辺への日帰り旅行など様々な形の旅が選択できる。

拡大する写真・図版税関前で北朝鮮ツアーの手続きを待つ中国の観光客=2019年7月、中国・遼寧省丹東市、平井良和撮影

 中国南西部の四川省から来て、これから北朝鮮に入るという60代男性に尋ねると「自分が若かった1960年代から70年代のような素朴な風景が見られると聞いて、行きたくなった。楽しみだ」と言う。

強気の価格設定も

 中国は78年に始まった改革開放政策で高度経済成長を遂げたが、北朝鮮では平壌の中心部を除けば、中国人にとって「昔ながら」という共同作業をしたり木製農具を使ったりしている農村風景が広がる。

 吉林省内の旅行当局関係者によ…

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