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 1日に始まった幼児教育・保育の無償化。保育園や幼稚園の利用料負担は軽減されましたが、子育て中の保護者はいま、どんなことに悩んでいるのでしょう。朝日新聞デジタルのアンケートでは、お金の問題だけではない保護者の負担が見えてきました。本当に必要な子育て支援とは――?

「地域のため」楽しんで協力

 アンケートには、地域ぐるみで子どもを育むことを期待する声も寄せられました。千葉県松戸市に「地域で子育て」を実践する人がいます。

 「スーパーじいじ、こんにちは!」。平日の夕方、尾崎明さん(72)宅の庭に、小学4年生の2人が駆け込んで来ました。玄関脇の黄色い旗が「入っていいよ」の目印。習い事に行くまでの間、2人は大木に取り付けたブランコに乗ったり、おやつを食べたり。庭にはサッカーやバスケットボールのゴール、バドミントンのネットもあります。

 メーカーに勤めていた尾崎さんは現役時代、家と会社を往復するだけの毎日でした。娘2人の学校行事にも行ったことがなく、子育ては妻に任せきり。定年が近づいた時、妻に「地域のために何かしたら」と言われました。

 まずは近くの交差点で登校時の見守りをしてみました。毎朝立つうちに顔見知りが増えました。「『今日は元気ねえなぁ』なんて声をかけることもあるし、逆に僕がいないと『二日酔い?』と聞かれたり。ふれあううち、もっと何かできそうだと考えるようになりました」

 そこで始めたのが、畑で育てた野菜を使った料理教室です。小中学生15人ほどが集まり、調理後は毎回テーマを決めて話をします。例えば沖縄料理の回には沖縄戦のこと。学校でも家でも話す機会がなさそうな話題を選びます。「僕らは親や先生とは違う視点で接することができるし、いろんな大人に出会うのも経験なのかな、と思ってね」

 同年代の人に話すと「よその子…

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