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 日本で働く外国人が増え、日本語を教える必要がある子どもたちも増えている。「教育を受ける権利」はすべての子どもたちにあるが、海外から移り住んだ子どもたちを取り巻く教育環境はさまざま。日本の公教育に溶け込めず苦労する子どもたちも少なくない。「学びの機会」をどう確保していくのか。公教育と民間、それぞれの模索が続いている。

すぐに小学校には通わず

 東京都福生市にあるフリースクールで9月、中国から来たジャーレンさん(9)が日本語を勉強していた。

 「くがつ ここのか げつようび」

 ホワイトボードに書かれた「9月9日月曜日」の言葉を指さし、斎藤真泉(まさみ)先生が一言ずつ区切って話すと、ジャーレンさんも続ける。机を並べるのは、ネパールから来た男の子だ。この日はカタカナの勉強も始めた。

 ジャーレンさんは8月に来日したばかり。日本で生まれ、父も日本人のため、日本国籍。でも日本語は話せない。生後8カ月からずっと、中国の祖父母のもとに預けられていたためだ。

 中国人の母は日本に移り住んで10年以上になり、姉らも先に来日していた。

 ジャーレンさんは小学校4年生にあたるが、まだ公立の小学校には通っていない。ジャーレンさんが住む青梅市の教育委員会が、日本語をある程度、理解できるようになってから編入させる方針をとっているためだ。

 青梅市教委は「本市に学籍を置くことは、お断りはしておりません」とした上で、こう説明する。

 「日本語が全く理解できない場…

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