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 関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていたと同社が27日に記者会見で発表したことを受け、不透明な金の流れに地元や関西の関係者から抗議や反発の声が上がった。

 「賄賂と受け取られても仕方ない。元は住民が払う電気代の可能性もあり、許せない」。株主の藤永延代さん(79)=大阪市都島区=は憤った。記者会見も「説明責任を果たさず、傲慢(ごうまん)で不遜な関電の体質が色濃く出ている」と映った。

 高浜町にある関電高浜原発3、4号機の運転差し止めを求める訴訟で弁護団長を務めた井戸謙一弁護士(65)は「原発マネーが地元から関電幹部に流れていたとは想定外。驚いた」。役員らが金品を受領した事実関係の詳細が明らかにならなければ「うみを出しきったことにはならない」と批判した。関電の調査委員会による調査期間が2011年からの7年間だったことについても、「その以前にさかのぼって調査しなければ、市民の信頼は回復しない」とした。

 京都市の環境保護団体「グリーン・アクション」代表のアイリーン・美緒子・スミスさん(69)も、原発工事の発注による資金が関電側に還流した可能性に触れ、「関電と原発推進派の癒着を示している」と非難。関電の個人株主でもあり、「全国の株主と連携して関電側に説明を求め、経営陣の責任を追及したい」と話した。

 地元の福井県では27日午後6時すぎ、原発の再稼働に反対するデモ隊が福井市の県庁前をスタート。「関電は裏金の真実を明らかにせよ」「関電は裏金を取って原発を動かすな」などと声を上げた。

 デモは東京電力福島第一原発事…

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