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 港町・焼津を象徴する魚河岸シャツを着て乾杯をするイベントが28日、静岡県焼津市新屋の焼津漁港であった。魚河岸シャツの起源を知る同市在住の長谷川寅吉さん(95)が「健康と長寿を祈って乾杯!」と合図すると、魚河岸シャツ姿の市民ら約100人がビールなどでのどを潤した。

 イベントは同市の秋祭り「オータムフェスト」(10月1日まで)の一環。魚河岸シャツ組合の藁科充さん(47)によると、魚河岸シャツは、戦前の港町の漁業者が屋号をつけた手ぬぐいを羽織っていたことが起源という。「手ぬぐいじゅばん」と呼ばれ、昭和中期から魚河岸シャツと呼ばれるようになった。現在は市内の多くの服店で販売され、まちおこしなどを目的に市役所のクールビズにも使われているという。

 藁科さんは「令和もみんなで魚河岸シャツを着てまちを盛り上げていきたい」と話した。(宮川純一)