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 松江市西忌部町の田んぼで、ラグビーをするアイルランドの妖精「レプラコーン」を描いた稲穂が実りの時期を迎えている。小泉八雲がアイルランドで幼少期を過ごした縁で、松江市とアイルランドが長年交流を続けていることから、田んぼアートを主催する忌部地区流出水対策協議会が図柄に採用した。

 田んぼアートは、2011年から毎年企画。葉色の異なる稲を植えて描き出す。ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で多くのアイルランド人の来日が見込まれる今年は、同協議会と市が協力し、同国出身の市国際交流員アンソニー・ケリーさん(29)の親族がデザインしたレプラコーンの絵柄を採用したという。傍らにはラグビーボールと「IRELAND」の文字が添えられている。

 田植えは5月にあり、10月上旬に刈り取る予定。同協議会の松浦久義会長(77)は「まさかW杯で日本とアイルランドが対戦するとは。田んぼアートが松江とアイルランドの交流について知ってもらうきっかけになれば」と話した。(浪間新太)