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 私立横浜高校(横浜市金沢区)は28日、硬式野球部員に対する暴言が確認されたとして、平田徹監督と金子雅部長を同日付で解任したと発表した。同高野球部は、春と夏の甲子園で計5回の優勝を誇る強豪校。

 同高野球部をめぐっては神奈川新聞が26日、金子部長が日常的に部員に「死ね」「やめちまえ」などと繰り返し、平田監督も生徒の首をつかんで「何でできないんだ」などと罵倒したことがあった、と報じた。

 横浜高によると、これを受けて26、27日に全部員66人に聞き取り調査を実施した結果、記事の内容はおおむね事実と確認した。平田監督と金子部長も認めたという。

 葛蔵造(かつらくらぞう)校長は28日、「被害を受けた部員の皆様並びに世間をお騒がせいたしたことを深くおわび申し上げます」などとするコメントを出した。硬式野球部は高山大輝コーチを監督代行とし、部長を速やかに決めるとしている。

 同高野球部は1945年創部。春の選抜大会に16回、夏の全国選手権大会に18回出場し、春3回、夏2回の全国制覇を誇る。98年には松坂大輔投手(プロ野球・中日)を擁し、春夏制覇を果たした。松坂投手のほかにも、筒香嘉智選手(同DeNA)ら多くのプロ選手が輩出している。

 平田監督は2006年から同校コーチ、部長を歴任。15年夏に勇退した渡辺元智・前監督からチームを引き継き、16年から3年続けて夏の全国選手権大会に出場した。