[PR]

 災害や事故に備えて、救命処置の技術を競う「赤十字救急法競技大会」が、松江市内中原町の県立武道館であった。日本赤十字社島根県支部が主催で、2010年から開催されており、今年で10回目。県内の高校や企業、自治会などから13チーム計約40人が参加し、9月29日、チーム対抗で心肺蘇生と三角巾包帯法の2部門で競い合った。

 「もしもし大丈夫ですか?」。心肺蘇生の部には10チームが参加し、トーナメント方式で対戦した。1チーム3人で手順を大きな声に出して確認しながら、傷病者発見から救急隊到着までの約3分30秒間、胸骨圧迫や人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)を使用した救命措置を実践。赤十字救急法指導員の資格を持つ審判が、それぞれの手順の正確さを評価して、各試合の勝敗を決めた。

 看護師を目指しているという益田翔陽高校JRC部の勝田楓花(ふうか)さん(17)は「実際に人が倒れているとき、救急法の技術があれば自信を持ち、率先して動くことができる。一人でも多くの命を救うために、これからも技術を磨いていきたい」と話した。(浪間新太)