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 東日本大震災で壊滅的な津波被害を受けた宮城県南三陸町で開かれている「福興市」に29日、酒田市の中通り商店街の有志たちが出店、売上金の一部を寄付した。

 福興市は2011年3月の震災から50日後に始まり、月1回ペースで開かれている。有志5人はこの日、午前4時半過ぎに酒田を出発、約4時間かけて会場の志津川湾仮設魚市場に到着し、午前9時からの開会に備えた。

 用意したのは、「ばんば鶏」の煮物6キロと玉コンニャク200個、芋煮カレーうどん70食で、正午前にはいずれも完売となった。中通り商店街の佐藤幸美さんによると売り上げは約4万5千円で、その1割を主催した南三陸福興市実行委員会に寄付した。

 今回の福興市はテーマが「たこまつり」。志津川湾で採れるタコは「西の明石、東の志津川」と言われるほど有名だといい、主催者によると約1万5千人の来場があった、という。(鵜沼照都)