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 北海道の稚内海上保安部は29日から、ホームページで所属巡視船の人気メニューのレシピの公開を始めた。名付けて「べろうま海保飯(かいほめし)」。第1弾は巡視船「りしり」のシーフードカレーで、公開記念として市民らに振る舞われた。

 レシピの公開は「業務への理解と地域振興の一助になれば」と企画。船内給食でも人気が高いメニューのレシピを月に1回のぺースで公開していく。「べろうま」は「とてもおいしい」という「稚内ことば」だ。

 シーフードカレーは料理担当の寺井教悦さん(56)の得意メニュー。イカ、タコ、ホタテなど宗谷産の魚介に野菜やベーコンを加え、しっかり煮込んだ。3種類の市販のルーを使うのがコツで、市民からは「魚介のダシが利いて複雑で深みのあるうまさ」と好評だった。

 船内給食にはポークや牛すじなど10種類のカレーがあり、入港する当日によく出される。寺井さんは「おつカレーさん、の意味もある」と笑う。

 来月は巡視船「もとうら」のカレーを予定。巡視船にはそれぞれの料理担当の味があり、稚内海保の担当者は「巡視船の乗組員がどんな食事を食べているのか、興味があればぜひ試しに作ってみてください」と話している。(奈良山雅俊)