拡大する写真・図版 サヨナラショーの後、あいさつする花組トップスターの明日海りお=2019年9月30日午後5時23分、兵庫県宝塚市、滝沢美穂子撮影

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 「花組でこの人と一緒に立ちたいと思ってもらえるよう、もがいてこられたことが一番の幸せだったと思います」

 宝塚歌劇団・花組トップスターの明日海りおが30日、本拠地の宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)の舞台を去った。涙は見せず、最後まで輝く笑顔。男役の象徴ともいえる黒燕尾(くろえんび)服姿で最後の大階段を下り、思い出の大劇場に「さようなら! 17年間本当にありがとう」と別れを告げた。

 本公演後のサヨナラショーは、大劇場お披露目公演となった「エリザベート」の「愛と死の輪舞(ロンド)」で幕開け。青い衣装をまとって「金色の砂漠」「エキサイター!!」など、トップになってからの作品のナンバーを次々に歌った。

 その後、黒のスーツ姿で娘役たちと「カサノヴァ」の主題歌「人生には恋と冒険が必要だ」を熱唱。次のトップを託す柚香光(ゆずかれい)と手をつないで「ポーの一族」の楽曲を歌い上げ、4人目の相手役であるトップ娘役の華優希(はなゆうき)とはデュエットダンスを披露した。

 ラストは「ハンナのお花屋さん」の「ハピネス」。白とピンクの輝く花々をあしらった白の燕尾服姿で、周りを囲む仲間一人ひとりの顔を確かめるかのように見つめて歌い、踊った。

 最後の大階段降りは男役への思いを込めた黒の燕尾服姿。同期の雪組トップスター望海風斗(のぞみふうと)から花束を受け取り、笑顔を見せた。

 あいさつでは、中学3年生で宝…

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