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 女子陸上界のスター、アリソン・フェリックス(米)が、世界選手権の金メダル獲得数で単独1位になった。東京五輪で新種目となる混合1600メートルリレー決勝で、2走を担当。ポーランドの男子選手と同走する珍しい光景のなか、無難にバトンを運んで世界新記録3分9秒34での圧勝に貢献した。

 世界選手権優勝は、200メートルなど個人種目が4回、リレー種目が8回。通算金メダルは12個となり、昨年引退した男子短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の11個を超えた。同じ種目ではないため意識はしないというが、「歴史を刻めることは、常にいいこと」と笑った。

 フェリックスは五輪でも通算6個の金メダルを持つ33歳。ただ、昨年11月に女児を出産してからは初とあり、今回は格別だという。「難しいことをたくさん乗り越えて、この舞台に戻ってこられた。観客席に娘がいて、今日は彼女や、ほかの母親のために走った」(遠田寛生)