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 長期入院患者たちに星空を楽しんでもらう「移動プラネタリウム」が9月30日、新潟県柏崎市の国立病院機構新潟病院で開かれた。地元の女性らが病院と連携して企画し、クラウドファンディングで資金を集め実現させた。

 会場は病院の一室。暗幕で覆い、部屋の中央に置いた小型のプラネタリウム投影機が約10メートル四方の天井に星々を映し出した。車椅子の患者たちは交代で会場に入り、計80人余りが音楽とともに天体の物語を堪能した。

 機器の操作と天体解説をしたのは、山梨県北杜市を拠点に移動プラネタリウムにとりくむ一般社団法人「星つむぎの村」。柏崎市に住む会員の塚田真理子さん(38)が仲間と実行委員会をつくり、新潟病院や特別支援学校など4会場で開催した。

 塚田さんは「寄付と協力者のおかげで、外出の機会が少ない方々にプラネタリウムを見てもらえた。今後も活動を続け、一人でも多くの笑顔を見たい」と話した。(渥美好司)