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 関西電力の岩根茂樹社長や八木誠会長ら経営幹部など20人が、高浜原発がある福井県高浜町元助役の森山栄治氏(故人)から金品計約3億2千万円分を受け取っていた問題で、関電は30日、岩根氏と八木氏が10月2日午後に大阪市内で記者会見すると発表した。この問題に関する社内での調査報告書を公表する。金品を受け取った20人の氏名や受け取った金品の金額や内容は原則としてすべて公開する。

 また、外部の有識者も入れた調査委員会を改めて設置し、すでに作成済みの社内調査報告書を再検証するほか、原子力事業以外の部門でも問題がないか調査する。

 問題が27日に明らかになった際の会見で岩根氏は、報告書を公表しない方針を示していたが、説明責任について厳しい批判を浴び、一転して公表することになった。

 関電はこの問題で、岩根氏と八木氏が金品を受け取ったと明らかにしたが、残る18人は明らかにしていない。朝日新聞の取材では岩根氏らのほか、豊松秀己元副社長(原子力事業本部・前本部長)、森中郁雄副社長(同事業本部長)、大塚茂樹常務執行役員(同事業本部・前副事業本部長)、鈴木聡常務執行役員(同事業本部長代理)にも金品が渡ったことが明らかになっている。