【動画】収穫される「幻の柑橘」直七=笠原雅俊撮影
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 「幻の柑橘(かんきつ)」と呼ばれる高知県宿毛市特産の酢みかん「直七(なおしち)」の収穫が始まった。

 同市宇須々木の久保農園では9月30日、スタッフ約10人が軽トラックで果樹園へ。澄んだ秋空の下、直径約5センチ、緑色の実をハサミでひとつひとつ丁寧に切り取った。20キロ入りの黄色いケースがトラックの荷台に次々と並ぶ。同園では多い日には1日4トンの直七を収穫するという。代表の久保康次さん(35)は「今年は実が大きくツヤがいいです」と期待する。

 直七は、爽やかな香りとまろやかな酸味が人気。宿毛市周辺で約150の農家が栽培している。地域の搾汁を一手に引き受ける「直七生産」(同市錦)は、今年は約220トンの収穫を見込む。果汁は鮮度を保ったまま冷凍保存して首都圏を中心に全国へ出荷され、ポン酢やアルコール飲料に利用される。直七の収穫作業は今月下旬ごろまで続く。(笠原雅俊)

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