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 韓国国会は30日、来年の東京五輪・パラリンピックで、旭日(きょくじつ)旗の競技会場への持ち込み禁止を求める決議を賛成多数で可決した。韓国政府に対し、すべての公式国際行事で旭日旗が使用されないよう外交的な努力を求める条項も含んでいる。

 決議は、旭日旗を「第2次世界大戦当時の日本の帝国、軍国主義の象徴」と位置づけ、競技会場で応援手段として使うことは「侵略した国に対しネガティブな歴史の記憶を刺激する行為だ」と批判。国際オリンピック委員会(IOC)や東京五輪・パラリンピック組織委員会に、競技場内への旭日旗や同様のデザインの応援グッズの持ち込みを禁じるよう求めている。

 旭日旗は、海上自衛隊が外部指標の自衛隊旗として使用しており、実際に韓国政府が決議に沿って国際行事での排除に乗り出せば、新たな摩擦が生じる可能性がある。(ソウル=武田肇)