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 2017年3月に大田原高校の生徒ら8人が犠牲になった那須町の雪崩事故をめぐり、亡くなった教員の毛塚優甫さん(当時29歳)の父辰幸さん(67)が独自に実施したアンケートをもとに事故原因をまとめた報告書を公表した。「事故は人災だった」と厳しい見方を示した。

 雪崩事故は、県高体連登山専門部が主催した春山登山講習会の最中に起きた。事故から2カ月後の5月に登山専門部が開いた被害者向け説明会で、毛塚さんが講習会に参加した引率教員らに46項目の独自アンケートを実施し、専門委員長ら13人から回答を得た。

 報告書は「雪崩事故はなぜ防げなかったのか」と題し、21ページにまとめた。県教委設置の検証委員会の報告書の内容を加味し、検証した。「訓練場所について、どれくらい情報収集、把握したか」という質問に対し、「情報収集をした」という回答は0だった。

 事故を防げなかった原因につい…

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