哨戒機のプロペラが直撃、海自隊員死亡 整備中に落下
鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地は30日、格納庫で整備中の対潜哨戒機P3Cのプロペラが落下し、整備担当の40代1等海曹の男性にあたり、男性が死亡したと発表した。
同基地によると、事故は30日午後2時30分ごろに発生。隊員らがエンジンを下ろす作業をしていた際、エンジンに固定されていたプロペラが落下し、男性を直撃したという。
P3Cの整備は通常、クレーンで機体をつり上げて行う。今回の事故の状況については調査中としている。事故当時、現場には複数の整備担当の隊員がいた。連絡を受けた同基地の医官が男性の死亡を確認したという。
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