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 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が脅迫を含む抗議で中止された問題で、芸術祭の実行委員会と企画展の実行委は30日、展示を再開することで合意した。両者は今月6~8日に展示を再開する前提で協議を進める。

 名古屋地裁で30日、展示再開の仮処分を申請していた企画展実行委と芸術祭実行委の和解が成立した。芸術祭実行委会長の大村秀章・愛知県知事は30日朝に臨時の記者会見を開き、再開に向けた協議を企画展実行委に呼びかけ、「安全のため事前予約制にする」「当初の展示内容と一貫性を保つ」など四つの条件を提示した。その後に地裁で開かれた審尋で、企画展実行委側が和解に応じた。

 大村氏が示した条件は、①犯罪や混乱を誘発しないように双方協力する②安全維持のため事前予約の整理券方式とする③開会時のキュレーション(展示内容)と一貫性を保持し、必要に応じて(来場者に)エデュケーションプログラムなどを別途実施する④県庁は来場者に(県の検証委の)中間報告の内容などをあらかじめ伝える――の四つ。

 大村氏は記者団に「元の形にできるだけ近い形で戻していく」と述べ、来場者への事前説明などをした上で、中止前の状態で再開する方向で詰めていく意向を明らかにした。企画展実行委も会見で、一部の作品の展示位置などの「微調整」をする可能性に言及したが、中止前のすべての作品が展示されるとの見通しを示した。

 企画展は、慰安婦を表現する少…

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