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 がん体験は命の勲章。後遺症の尿漏れも、受け入れています――。今年5月に前立腺がんの手術を受けた演出家の宮本亞門さん(61)は、経験を明るく語ります。その思いをうかがいました。

     ◇

 〈みやもと・あもん〉 1958年、東京生まれ。ミュージカルからオペラ、歌舞伎まで幅広く舞台の演出を手がける。2004年、ミュージカル「太平洋序曲」で日本人演出家として初めてブロードウェーに進出。代表作は「金閣寺」、オペラ「魔笛」。今年9月、宮本亜門から宮本亞門に改名。

きっかけはテレビの健康番組

 今年5月、前立腺がんの手術を受けました。排尿や生殖機能に影響が出る可能性があるがんで、ステージは2と3の間。ありがたいことに手術はうまくいき、退院後、これまで以上に精力的に仕事をしています。

 術後の後遺症で、ずっと尿漏れ…

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