沖縄県警によると、31日午前2時50分ごろ、那覇市の首里城で「正殿で火災が起きている。黒煙が上がっている」と消防から110番通報があった。那覇署によると、首里城の正殿、北殿、南殿が全焼。正殿前にある御庭(うなー)に入る入り口の「奉神門(ほうしんもん)」や、南殿に隣接する「書院」にも燃え広がった。消防が最初に現場に到着した際には、正殿の向かって左手の方から炎が上がっていたという。
那覇署や市消防局によると、火災は出火から11時間近く経った午後1時半に鎮火した。
現地の消防によると、午前8時までに焼失したのは正殿、北殿、南殿・番所、書院・鎖之間(さすのま)、黄金御殿(くがにうどぅん)、二階御殿(にーけーうどぅん)の6棟で、計4200平方メートルがほぼ全焼した。これまでにけが人がいるという情報はないという。近隣の消防の応援も含め消防車計53台、171人が消火にあたった。
火災に気づいたのは、首里城の警備員。警備システムのセンサーで熱反応があり、確認したところすでに正殿から火の手が上がっていたという。
正殿には31日未明まで、開催…
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