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 明石市で10日、性の多様性を祝福する「明石プライド・パレード」がある。同性愛や両性愛の人、トランスジェンダー(生まれたときと違う性別で生きる人)らが自らに誇りを持ち、地域の一員であることを示そうと、思い思いの服装でメッセージボードを手に、市中心街を練り歩く。

 様々な性を生きる人たちを支える団体「ソラニジ・アカシ」(明石市)と「そらにじひめじ」(姫路市)が、青森市で開かれている「青森レインボーパレード」に触発され、企画した。青森のパレードは2014年、レズビアン2人とトランスジェンダー1人で始まり、6回目の今年は208人(主催者発表)が集まった。今年初めて青森のパレードに参加した、ソラニジ・アカシ代表の高橋あき子さん(58)は「最近の大都市でのパレードは商業化が進んでいるが、青森では純粋に地元の人たちが自分たちのプライドを見せていた。明石もそれを見習いたいと思った」と話す。

 明石市では今年9月、同性カップルにパートナーシップ証明を発行する制度について、泉房穂市長が「次年度中には制度化を具体化していきたい」と市議会本会議で答弁。これを受け、自身も性的少数者の高橋さんは「地元には『どこにそんな人がいるんだ』と思っている人もいる。制度導入を前に、『私たちも同じ市民としてみんなと一緒にいるよ』と知らせたい」と、パレード開催を決めた。

 パレードを歩きたい人は10日午後1時、明石公園東芝生広場に集合。午後1時半に出発し、JR明石駅南側の中心市街地を歩き、3時ごろ同広場に戻る予定。問い合わせは、そらにじひめじ(050・3746・4571)へ。(花房吾早子)